2006年07月22日

受話器の向こうは囚人

イタリアで電話番号案内サービスを利用すると、オペレーターはもしかしたら殺人罪で服役中の囚人かもしれない。

イタリア大手の電話通信会社『テレコム・イタリア』が木曜日に発表したところによると、ローマ最大の刑務所に新たにコールセンターを設置したという。

このセンターで日々業務に当たるのは、24名の囚人たちだ。

「ユニークなシステムであり、囚人たちに仕事を経験させることができる上、社会復帰への準備にもなるでしょう」とテレコムのマルコ・T・プロヴェラ社長は語った。



この日、薬物がらみの殺人で13年の禁固刑となった囚人のジャンルカ・ディセンツォは、「こんにちは。オペレーターのジャンルカです。テレコム・イタリアをご利用いただきありがとうございます」と、丁寧に電話で応対していた。

ジャンルカはロイターに対して「利用者はオペレーターについて何も知らないですからね。私たちも自分が刑務所にいることを忘れてしまいそうになります」と語った。

囚人たちが電話番号案内を行っているのは、毎日午前8時から午後8時までで、日曜日だけはお休みだ。

一回案内をする度に12セントが給料として支払われるが、問い合わせ件数は一日約200件あるという。

テレコム社は囚人たちがオペレーターを務めることについて、全く危険性はないとしている。

刑務所から外線電話を使用することは不可能で、また、番号案内はイタリア国内45ヶ所のコールセンターに無作為に繋がるシステムとなっているからだ。



また別の囚人は話す。

「たいくつなルーチンワークだと思われるかもしれない。しかし、毎日牢屋の中で何もせずにいるより、生きている実感が沸く作業なのです。外の世界に触れることができ、社会に貢献していると感じることができるのです」

「病院や薬局の電話番号を聞かれることが多いですが、なかには『今日は何曜日だっけ?』とか『私の愛犬が病気なの』とか言われることがあります。そんなとき、私はなんと答えれば良いのでしょうか?」


★生きている実感が湧くというユニークな発想がいい。

もちろん、愛犬の病気は獣医へ。



posted by ホーライ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 単純におもろい! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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